効率よく仕事を進めるための基本は、できる限りタスクを細分化することです。
IT業界では、プロジェクトの全体像をつかみにくいまま作業を進めざるを得ないことが起こりやすく、作業を進めていくうちに、精神的な疲れが溜まりやすくなります。
精神的な疲れが溜まってくると、集中力も落ちやすく、効率よく仕事をこなすことは困難です。
しかし、できる限りタスクを細分化しておけば、自身が今何に取り組んでいるのかを理解しやすく、精神的疲労による集中力低下を防ぐ効果が期待できます。
タスクの細分化自体が面倒、時間の無駄というイメージがあるかもしれませんが、あらかじめタスクを細分化しておけば、今後の作業を進めやすくなるでしょう。
そして、休憩時間を定期的に確保するようにすることも、仕事の効率化を進める上で大事です。
ブラック企業と呼ばれるような会社は、社員に休憩時間を与えることを嫌がる傾向がありますが、これは仕事の進みを悪化させる大きな要因です。
5分程度の、ちょっとした休憩であっても、仕事の中で落ちた集中力を取り戻す効果が期待できます。
会社の方針によっては、休憩をとりづらいかもしれませんが、できる限りこまめに休憩をとるようにしてください。
ツールを活用することも大事で、複数人でプロジェクトを進めることの多いエンジニアにとって、仕事の進捗状況を管理できるツールは欠かせない存在です。
進捗状況を把握しやすくすることは、プロジェクト全体の仕事の効率化につながってきます。